嘘みたいなホントの話なんだけど。
電車の中が騒然となった。男の人が二人、喧嘩をはじめてしまったのである。喧嘩をふっかけたのは五十過ぎのおっちゃん。喧嘩を売られたのは四十すぎのメガネの男性。
喧嘩をふっかけたおっちゃん、酒を飲んで酔っ払っていた。メガネさんの肩が自分に当たったのが、気に入らなかったらしく。殴りかかったからさあ大変。
「何すんねん、このおっさん!」
「お前が悪いんじゃ!」そんな感じで、取っ組み合いになってしまったのである。およよよよよ(@ロ@;) そのすぐ隣にいた中也がどうやら一番混乱していたらしく
「電車の中で迷惑行為発生!!? 善良な市民として行動しなければあああああああ!!!!???」ってなった。あろうことか
二人の間に割って入ってしまった(汗)
「まあまあまあ止めましょう、落ち着いて!」とか言って成人男性二人を
ひっぺがそうとした自分に拍手を送りたい。かなうわけがないのにね。それはわかっていたのにも関わらず、体が動いてしまった。
しかし……周りにはどうみても渦中の二人よりもガタイのいい男の人がたくさんいるのに、みんなシカトするなんて酷いね。人間なんてね、結局、自分が可愛いんだなあ。それは悪いことじゃないし、見ない振りをしておきたいという気持ちも分かる。だけど。
ちっちゃいメスが、喧嘩の仲裁してんだから助けてよ(爆)(注:外中也は150cm弱しかありません)
そうか、僕がもっと可愛い子だったら助けてくれたのかな? 可愛くないからか。くそう。おかげで、手に持ってた携帯が飛んでしまった(笑) 事件のあと、拾ってくれたお姉さん、ありがとうございました〜^^
それにしても、あのお二人の頭、日々の憂さ晴らしに一発どつきたかったな。あの至近距離はやれた。間違いなく、やれたぞ。
きっとすっきりしたに違いない。だけどこの場合、僕に対して相手が暴力を振るってきたわけではないので、僕自身に傷害の罪が生じる。かえって事態を悪化させてしまうことにもなりかねないしね。持ち前の理性をフル稼動して思いとどまったのであった。
みなさんも、迷惑行為を見たら、車掌や駅係員にお知らせしようね。